最近、高市早苗首相が関節リウマチの治療を受けたという報道があり、「関節リウマチ」という病名を初めて意識した方も多いのではないでしょうか。
本記事では、この報道をきっかけに、一般の患者さん向けに関節リウマチの基礎知識と、特に手の症状に注目したポイントをわかりやすく解説します。ここのところ、専門的でマニアック(院長の趣味)のような記事ばかりでしたが、今回は一般の患者さん向けの記事となっております。

 

 

 

 

関節リウマチとは?

関節リウマチは、免疫の異常によって関節の内側(滑膜)に炎症が起こる病気です。
炎症が続くと、痛みや腫れだけでなく、関節の変形や機能低下につながることがあります。

特に手指や手関節に起こりやすく、日常生活(書く・つまむ・握る)に大きく影響します。

 

報道からわかる大切なポイント

今回の報道で重要なのは、
関節リウマチは誰にでも起こり得る病気で、早期診断と治療が鍵
という点です。

多忙な立場であっても、適切な治療により社会活動を続けている方は少なくありません。
これは一般の患者さんにとっても大切なメッセージです。

 

 

関節リウマチの初期症状|手に出やすいサイン

次のような症状が続く場合、注意が必要です。

  • 朝起きたときに手がこわばる(30分以上続く)

  • 指の関節が左右対称に腫れる・痛む

  • 指輪がきつく感じる

  • 手を使うと疲れやすい

「年齢のせい」「使いすぎ」と自己判断せず、早めの受診が重要です。

 

 

どんな検査で診断するの?

血液検査

  • リウマトイド因子(RF)

  • 抗CCP抗体

  • CRPなどの炎症反応

 

画像検査

  • レントゲン:骨の変化を確認

  • 超音波(エコー)検査:関節内の炎症を早期から評価

手の外科クリニックでは、エコーによる関節評価が早期診断にとても役立ちます。当院ではクリニック名のとおりエコー診断を得意としていますので安心して受診いだけます。

 

 

関節リウマチの治療は進歩しています

現在は治療法が大きく進歩し、

  • 抗リウマチ薬(DMARDs)

  • 生物学的製剤

  • JAK阻害薬

などにより、関節破壊を抑えながら生活の質を保つことが可能になっています。

症状が進行した場合でも、

  • 滑膜切除

  • 腱再建

  • 手指の変形に対する手術

など、手の外科的治療が選択されることがあります。

 

 

 

 

放置すると起こり得ること

治療が遅れると、

  • 指の変形(尺側偏位など)

  • 腱断裂

  • 手の機能障害

につながる可能性があります。
だからこそ「早めの気づき」が重要です。

 

 

 

まとめ|報道をきっかけに、手の不調を見直しましょう

関節リウマチは、
早期に見つけて治療すればコントロールできる病気です。

今回の報道をきっかけに、

  • 朝の手のこわばり

  • 指の腫れや痛み

が気になる方は、一度専門医に相談してみてください。当院では手外科専門医による治療を受けていただけます。大阪市平野区の手外科として皆様に安心を届けます。