手や身体の痛み、
演奏時の違和感、
音楽家のジストニアまで
専門的にサポートします
「ピアノを弾くと手首や指が痛くなる」
「速いフレーズになると、以前のように指が動かない」
「バイオリンを構えていると首や肩がつらい」
「管楽器を吹くと口や顎に力が入ってしまう」
「普段の生活では問題ないのに、楽器を演奏するときだけ身体が思うように動かない」
このような症状で悩んでいませんか。
音楽家にとって身体は、音楽を表現するための大切な「楽器」の一部です。指先の数ミリの動き、わずかな筋肉の緊張、呼吸や姿勢の変化が、音色やテンポ、アーティキュレーション、演奏の安定性にまで影響することがあります。
そのため、音楽家のリハビリテーションでは、単に「痛みがなくなった」「日常生活で手が使えるようになった」というだけでは十分でない場合があります。
その人が演奏したい音楽を、できるだけ自由に演奏できる身体を取り戻すこと。
はせがわ整形外科運動器エコークリニックでは、これを大切な目標の一つとして、音楽家・演奏家の身体のトラブルに対するリハビリテーションを行っています。当院では医師と理学療法士が連携し、痛みや身体機能だけでなく、楽器の特性や演奏動作まで考慮しながら、一人ひとりに合わせた治療を考えていきます。
音楽家には、音楽家ならではの身体の悩みがあります
楽器演奏では、非常に細かな動作を長時間、繰り返し行います。
ピアノや弦楽器では指の素早く正確なコントロール、管楽器では呼吸とアンブシュア、打楽器ではタイミングと両上肢の協調など、楽器によって身体に求められる能力は大きく異なります。
さらに、本番前に練習量が急に増えた、新しい曲に取り組み始めた、奏法や楽器を変更した、演奏環境が変わった、といったことをきっかけに身体へ負担が集中することもあります。
一般的な整形外科診療では「日常生活に問題があるか」が一つの基準になります。しかし音楽家の場合、箸を使う、字を書く、歩くといった日常動作にはまったく問題がないにもかかわらず、ある音型、あるテンポ、ある姿勢で演奏するときだけ症状が現れることがあります。
だからこそ、音楽家のリハビリでは「どこが痛いか」だけでなく、どの楽器を、どのように演奏したときに、何ができなくなるのかまで詳しく考えることが重要です。
このような症状をご相談ください
当院では、たとえば次のようなお悩みに対応しています。
- 演奏中の手・指・手首・肘・肩・首・腰などの痛み
- 長時間演奏すると痛みや疲労感が強くなる
- 指が以前のように速く動かない
- 特定の指だけ動かしにくい、力が入りすぎる
- 手や指のしびれ、感覚の違和感
- 楽器を構えたときの肩や首の痛み
- 演奏姿勢の不安定感や身体の力み
- 管楽器演奏時の呼吸やアンブシュアに関する問題
- 演奏時だけ身体が思うように動かなくなる
- 音楽家の局所性ジストニア
- ケガや手術後から演奏に復帰したい
- 「医学的には治った」と言われたものの、以前のようには演奏できない
プロの演奏家だけが対象ではありません。
音楽大学・音楽高校の学生、吹奏楽部の学生、音楽教室の先生、アマチュアオーケストラの方、趣味で楽器を楽しんでいる方など、「これからも音楽を続けたい」という方であれば、演奏レベルや年齢を問わずご相談ください。
演奏動作まで考えたリハビリテーション
音楽家の症状は、「痛い場所」だけに原因があるとは限りません。
例えば手首が痛くても、実際には肩や体幹の使い方、楽器を支える姿勢、練習時間、特定の奏法などが負担を増やしていることがあります。
当院のリハビリテーションでは、関節の動き、筋力、柔軟性、姿勢、身体各部の協調性などを理学療法士が評価し、必要に応じて演奏時の身体の使い方についても確認します。
そのうえで、徒手療法や運動療法、身体の使い方の練習、セルフケア、負荷の調整などを組み合わせ、症状と演奏の両面から改善を目指します。
目標は一律ではありません。
- 「痛みなく30分弾けるようになりたい」
- 「オーケストラの本番に復帰したい」
- 「以前のテンポで弾けるようになりたい」
- 「音大受験まで演奏を続けたい」
- 「仕事として演奏を続けたい」
それぞれの目標や演奏スケジュールを共有しながら、現実的なリハビリテーション計画を一緒に考えていきます。
「とにかく演奏を休んでください」で終わらせないために
演奏による身体のトラブルでは、症状によって一時的な休息や演奏量の調整が必要になることもあります。
しかし、音楽家にとって「「演奏をしばらく中止する」という選択は簡単ではありません。
本番や試験がある方、演奏を仕事にしている方にとっては、長期間の休止が生活そのものに影響することもあります。また、必要以上に演奏から離れることで、復帰に不安を感じる方もいます。
そこで当院では、単純に「演奏を続けるか、休むか」の二択ではなく、医学的な安全性を確認したうえで、
どのくらいなら演奏できるのか。
何を変えれば負担を減らせるのか。
どのような段階を踏めば演奏へ戻れるのか。
を一緒に考えることを大切にしています。
音楽家のジストニアについてもご相談ください
音楽家の局所性ジストニアでは、痛みがほとんどないにもかかわらず、演奏すると特定の指が意図しない方向へ動く、指が巻き込む、力が抜けない、管楽器でアンブシュアがうまく形成できないなど、演奏に特有の症状がみられることがあります。
日常生活では問題がないことも多いため、周囲から症状を理解してもらいにくく、一人で悩んでしまう音楽家も少なくありません。
当院では、必要に応じて医師による診察と連携しながら、演奏動作や身体機能を評価し、リハビリテーションを進めます。
音楽家のジストニアは症状や経過に個人差が大きく、リハビリには時間を要する場合があります。安易に「必ず治る」と考えるのではなく、一人ひとりの状態を丁寧に評価し、演奏能力の改善や音楽活動への復帰を目指して取り組むことが大切です。
音楽家のリハビリに精通した理学療法士が担当します
担当理学療法士は現在、note「アシストムジカ」において、音楽家と医療者の双方の視点から、音楽家のジストニアや演奏時の身体の使い方、リハビリテーションなどについて情報発信を行っています。(note(ノート))
「こんな細かいことを病院で相談していいのだろうか」
そう思うような演奏上の悩みでも構いません。
音楽家だからこそ感じるわずかな違和感を大切にしながら、一緒に解決方法を探していきます。
担当理学療法士によるnote「アシストムジカ」
「また安心して演奏したい」をサポートします
演奏中にしか起こらない症状だからといって、「病院に行くほどではない」と我慢する必要はありません。
音楽家にとって、わずかな身体の変化は大きな問題です。
「以前と何か違う」
「思ったような音が出せない」
「このまま悪くなるのが怖い」
「できれば演奏を休まずに治療したい」
そんな段階からご相談いただいて構いません。
はせがわ整形外科運動器エコークリニックでは、整形外科医による診察、必要に応じた運動器エコーによる評価・治療、そして理学療法士によるリハビリテーションを組み合わせ、音楽家の身体をサポートします。
「音楽をやめる」ためではなく、「どうすればこれからも音楽を続けられるか」を一緒に考える。
それが、当院の音楽家に対するリハビリテーションです。
演奏中の痛み、動かしにくさ、しびれ、力み、ジストニアなどでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
担当理学療法士の紹介
音楽を愛するみなさん、このページを見てくださってありがとうございます。
私は理学療法士ですが、音楽家のジストニアの当事者でもあります。
私たち音楽家にとって、演奏ができなくなるということは耐え難い苦しみです。
私も大学時代、プロのオーケストラと協奏曲を演奏した半年後に音を出すことすら困難な状態となり、しばらく立ち直ることができませんでした。
みなさんには、仲間とともに笑顔で演奏する喜びを失ってほしくありません。
クリニックにお越しいただければ、症状改善に向けて親身になってサポートさせていただきます。
私とは音楽家同士としてコミュニケーションできますので、安心してリハビリに励んでいただけると思います。
電子ピアノなどの楽器もいくつか準備していますので、ぜひお気軽にクリニックまでお越しください。
平尾 晴也




