ブシャール結節とは
ブシャール結節は、手の第2関節(PIP関節:近位指節間関節)に生じる骨性の膨らみで、変形性関節症の一種です。関節の軟骨がすり減り、骨が反応性に増殖することで結節が形成されます。指の動きに制限が出たり、痛みや腫れを伴うこともあります。特に中年以降の女性に多く見られ、日常生活に支障をきたすことがあります。
メノポハンドとの関連
近年注目されている「メノポハンド」とは、更年期女性に特徴的に現れる手指の関節症状を指す言葉です。女性ホルモンの減少が関節や軟骨の代謝に影響を与え、ブシャール結節やヘバーデン結節(DIP関節の変形)を引き起こすことが知られています。つまり、ブシャール結節はメノポハンドの代表的な症状のひとつであり、更年期に伴う体の変化と深く関係しています。
当院での対応
当院では、手外科専門医が患者様の状態に合わせて多角的な治療を行っています。
漢方治療:体質や更年期症状に合わせて処方し、痛みや炎症の緩和を目指します。200種類近くの漢方薬からブシャール結節の状態に合わせた漢方を処方します。
PRP注射による再生医療:自己血液から抽出した血小板を関節に注入し、組織修復を促進します。当院では全国で先駆けて手指へのPRP注射を行っている施設のひとつです。
エクエル(サプリメント):大豆由来の成分を用いてホルモンバランスをサポートし、関節症状の改善を図ります。当院では40歳以上の女性限定で特別価格で販売しております。
人工関節手術:症状が進行し、保存的治療で改善が難しい場合には、関節の機能を回復させるために手術を行います。院長は手指の人工関節で多数の執刀実績があり安心して治療を受けていただくことが可能です。
まとめ
ブシャール結節は単なる関節の変形ではなく、更年期に関連する「メノポハンド」の一症状として理解することが重要です。当院では、漢方から再生医療、サプリメント、さらには人工関節手術まで幅広い選択肢を用意し、患者様一人ひとりに最適な治療を提供しています。手指の痛みは治療することができる病気です。我慢せずに手外科専門医へ相談しましょう。

